【理科】 2021年神奈川県立高校受験  入試問題分析と対策

【理科】 2021年神奈川県立高校受験  入試問題分析と対策

試験概要

試験時間が50分、100点満点、大問数は例年8つとなっており多く感じるかもしれませんが、小問数は28問とそこまで量はありません。大問1~4が小問集合で、大問1から例年、物理、化学、生物、地学となっています。また、大問5~8も物理、化学、生物、地学となっており単元別に出題されているためわかりやすくなっています。

平均点の推移と全体の構成

令和2年度  55.9点

平成31年度 61.3点

平成30年度 45.3点

平成29年度 46.9点

平成28年度 46.5点

平成27年度 37.4点

神奈川県公立高校入試の理科は例年、大問8題の構成となっております。
出題傾向も大問ごとに分野がほとんど決まっているため、対策しやすいと思います。

平均点を見ると分かるかと思いますが、ここ数年で理科はかなり点数が取りやすくなっています。
しかし全分野満遍なく出題されることには変わりありませんので、全分野きちんと学習しておきましょう。

出題傾向と対策

※平成29年度よりマークシートとなった関係で、3年分の分析となります。

大問1 物理小問

大問1は物理分野の基本的な問題が3問出題されています。

毎年そこまで難易度は高くありません。
教科書をきちんと読み込んでいれば解けてしまう問題が多いです。
しかし、計算を必要とする問題が出題されていることが多いので、公式をしっかりと覚えておきましょう。

大問2 化学小問

こちらも化学分野の基本的な問題が3問出題されています。

大問2も教科書に詳しく載っていることが多い問題ですので、しっかりと教科書を読んでおきましょう。
また、ここ数年実験器具について出題されているので、学校の実験でよく使う実験器具については
使い方等を確認しておきましょう。

大問3 生物小問

大問3も生物分野の基本問題で3問出題されています。

ここでも器具についての問題が出題されますので、教科書を読みこんでおきましょう。

大問4 地学小問

お気づきの方も多いと思いますが、大問4までは各分野の基本問題で3問出題されています。

そしてどの問題も教科書に載っているような問題が多いので、
ここまでなるべく点数を取れるようにしましょう。 

大問5 物理

物理の応用が4問出題されます。

この問題以降は実験についての問題が増えますので、
基礎だけでなく、学校の授業で行った実験についても覚えておきましょう。

問題文を読み流してしまうと大切な部分を読み流してしまうので気をつけましょう。

大問6 化学

こちらも4問出題されます。

実験を基にした問題ですので、基本以外の知識を使いましょう。

また、化学分野なので、計算が必要になってきます。
公式はしっかりと覚え、さらにしっかりと使えるようにしましょう。
また、化学反応式などを覚えておくといいでしょう。

大問7 生物

こちらも生物の実験についての問題が4問出題されます。

生物は理科の中では比較的覚えやすい分野のため、平均点は上がってきます。
そのため、ケアレスミスには気をつけましょう。

問題をよく読み、解答していきましょう。

大問8 地学

地学の分野も4問出題されます。

他の単元に比べて計算は少ない単元かと思います。
しかし細かい暗記が多いので油断せず日々少しずつ覚えていきましょう。

まとめ

前半は教科書に載っているような基本的な問題が多いので、教科書をしっかりと読みこみましょう。
ある程度教科書が読み込めたら、実際に演習していくと後半の問題に対応できるでしょう。

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